必見！不用品回収・片付け業者の解説コラム

お引越しやリフォームに伴い不要となった家具や家電の処分、断捨離や生前整理等で家の中をスッキリさせたいとお思いの方もいるのではないでしょうか？
特に大型の家具や家電等は自分達だけではとても大変な作業です。

そんな時に一手に引き受けてくれるのが「不用品回収業者」です。
ただインターネットで検索するとたくさんの業者があり料金形態も様々、そこで今回は「不用品回収業者」選びのポイントを解説いたします。

お住いの市町村に対応している地域密着型の業者に絞る

まずは大前提としてお住いの市町村に対応している業者で、且つ全国展開している業者よりも地域密着型の業者がおすすめです。
現実的に全国に展開するのは無理があり、フランチャイズ方式のところですとどうしても責任感が希薄になりトラブルが発生しやすくなります。

そういった意味で、検索上位広告を付けた業者やホームページの華やかさに惑わされないようにするのもポイントです。
もちろん電話口の対応の印象やメール連絡のスムーズさも大切です。

複数(2~3社)に絞り、相見積もりをとる

何社かピックアップした業者の中から2~3社に絞り相見積をとりましょう。
あまりいくつもの業者に問い合わせをすると逆に労力を使いますので2~3社位がいいでしょう。

業者を絞るにあたってのアドバイスと注意点

電話やメールで概算の見積りを出してもらう

もちろん不用品の内容や量やサイズによって料金も変わってきますがかたくなに料金を伝えない業者はやめましょう。
トラックに積み込んでから高額な料金を請求してくる可能性があります。

ホームページに料金が提示してあって明朗会計の業者が大前提です。

積み放題のパック料金にも注目する。

業者のホームページを見るとトラックの大きさ別に積み込みパックプランを設けている業者があります。
明らかに安すぎる業者も見受けられますが料金が安いからと言って飛びつかないように。

また料金の末尾に「～」が入っていたら注意が必要です。
料金を引き上げるための都合のいい表記ですのでしっかりと見極めましょう。

パックプランは固定金額が大前提です。

不用品の対応品目の確認

業者によって不用品の対応品目も様々です。
多くの業者は生ごみや石油や灯油などの液体等は回収不可です。

その他業者によって設定してある回収不可物がございますので、ご自身の回収品目も事前にお伝えしましょう。

作業希望日を伝えスケジュール調整をする

この業界にも繁忙期と閑散期がございます。
特に引越しシーズンの2月後半から4月前半、年末等は繁忙期になりますので、ご予約が取りにくい期間となります。

また、それ以外の期間でも大型の現場が入っていたり、土日祝日などは人員の調整がつかない場合もございます。

基本的にご予約は先着順となりますので、余裕をもってご希望日を伝えましょう。
出来れば第1希望日から第3希望日位まで設けておくとよいでしょう。

支払方法の確認

こちらもトラブルを避けるために事前に確認をとりましょう。
クレジットカードで支払いを予定していたのに業者がクレジットカード決済に対応していない場合もございます。

事前に現金かクレジットカード払いの旨を伝えましょう。
また、支払いは作業前なのか作業後なのかも確認しましょう。

理想は作業終了をしっかり確認してからのご精算が理想です。
その際は、領収書が必要なときは発行してもらいましょう。

作業日が決まったら作業前の準備をしましょう。

基本的に不用品の搬出積み込みはすべて業者が行いますが、事前にお客様も最低限準備をする必要がございます。

①物品の中身をカラにしておく

タンスや食器棚、ラックなどを不要品として出す予定の方は事前に洋服や食器類などの物を出し、カラの状態にしておきます。
冷蔵庫や洗濯機の中身も同じです。

もしそちらもすべて業者にお願いしたい場合は、申し込みの段階でその旨を伝え了承を得ましょう。

• 対応していない業者もあります。
• オプション料金がかかる場合もございますのでそちらも確認しましょう。

②搬出ルートの確保

不用品や買取品を運び出す際の搬出ルートを事前に確保をしておきます。
例えば廊下や階段に物があると搬出の妨げになったりしますのであらかじめどかしておく必要がございます。

またその家具や家電などをどこから入れたのかも伝えると搬出の参考になります。
吊り上げで入れたのか、入れてから組み立てをしたのかを伝えるとスムーズです。

③貴重品は置かない

こちらもトラブルになりやすいので、貴重品はご自身でしっかりと管理しておいてください。
また大事なものや傷ついたり壊れやすいものは事前によけておいた方がいいです。

まとめ

いかがだったでしょうか？
不用品回収業者について業者選びから作業準備までの解説をしてきました。

中には悪徳な業者も存在しますが、しっかりとした業者もたくさんあります。
良心的な業者と巡り合えば、いざという時に役立つ業界だと思います。

不要なトラブルを避ける為にも最低限の心構えとして参考にして頂ければ幸いです。

2023年4月2日更新