[空き家の片付け]ポイントや手順を業者目線で徹底解説！

当社エコアクティブLIFEの対応エリアである、埼玉県や北関東地区でも年々空家率は増加傾向にあります。
都心に移住したり、実家に住んでいた両親や身内が亡くなられたりなど理由は様々です。

空き家をそのまま放置していると、街の景観や周辺住民への悪影響、また人が住んでいない事で家は劣化が進み、デメリットしかありません。
そこで今回は空き家となった家の片付けに関するポイントや手順をを業者目線で解説いたします。

空き家となった家を将来どうするのかビジョンを考えておく

これは、将来その空き家に戻る可能性があるかどうかを想定することが大切です。
また戻らなくても、空き家を活用して賃貸などに出すのか、別宅として残しておくのか身内の方と相談しておきましょう。

もし残すのであれば定期的にメンテナンスや建物周りやお庭の雑草などの手入れをしましょう。
雑草や草木生い茂っている状態ですと近隣トラブルの原因にもなりますので定期的に。

もしそれらの予定がないのであれば建物を解体して更地にするか、売却も視野に検討しましょう。
その際は解体業者に見積りを依頼し、不動産業者に土地の査定をとってもらい予算を把握することで計画も組みやすくなります。
どちらにせよ建物内の片付けは必要です。

片付け手順(自分達で行う場合）

①まずは細々した物から分別、袋詰め

片付け業者もここから始まります。
何から手を付けていいかわからないと思うと思いますが、まずは細々した物から手を付けてください。

タンスの中身や食器棚、ラック、物入等にある細々した物から可燃、不燃と分別をし梱包、袋詰めしていきます。
もちろんいる物といらない物の分別作業も並行して行います。
地域のルールに沿って行う事が大切です。

②大型家具の搬出は複数人で行う

細々した物がひと段落したらタンスや食器棚などの大型家具を粗大ごみで出しましょう。
その際は必ず複数人で行ってください。

特に2階にある大型家具の場合は無理をせず、最悪解体をしてある程度小さくしてから階段手降しで降ろすようにしてください。
地域のクリーンセンターに持っていく場合は、トラックをレンタルし荷崩れなど無いようにロープでしっかりと固定して慎重に搬入してください。

予約をして家の前まで取りに来てくれる地区もございますので、地域のガイドラインに沿って行うようにしましょう。

③最後に清掃する(解体する場合は不要です）

物が無くなった状態になりましたら、清掃しましょう。
恐らく長年使っていた家具などをどかした際に、溜まったゴミやほこりが大量に出てくると思います。

将来空き家を活用する予定がある場合は害虫防止の為にも清掃しておきましょう。
解体する予定であれば清掃する必要はございません。

以上が空き家を自分達で片付ける手順となります。
これらの作業は重労働になりますので、計画的に複数人で何日かに分けて行うようにしてください。

業者に依頼する場合

• 物が大量で何から手を付けていいかわからない
• 遠方に住んでいて片付けに通えない

こんな時は片付け業者に依頼しましょう。

空家のある地域に対応している業者を何社かピックアップして見積りをとり費用の相場を把握しましょう。
料金形態も様々です。こちらの要望をしっかり業者側に伝えます。

中には、家の中の片付けからその後の解体工事まで一括して行える業者もございますので、片付け後の余計な手間も省けます。
業者に依頼する場合のポイントをいくつか解説いたします。

①費用を抑える為にできることはやる

全ての作業を業者に依頼すると費用も並行して高額になります。
細々した物等自分たちで出来ることをやることによって費用を抑えることができます。
大きな家具などは無理をせず、出来る範囲の事だけでも構いません。

②実績やノウハウのある業者を選ぶ

近年業者選びはネット検索か紙媒体の広告がメインです。
業者によっても得手不得手があります。業者のホームページや広告などをみて過去の実績が豊富なところを選びましょう。

過大に安さをうたっていたり、きらびやかなデザインに惑わされず実績やノウハウを持っているかに重点を置きましょう。
運営しているブログがあればチェックすることも重要です。

後で追加料金が発生することが無いよう書面の見積書を必ず発行してもらいましょう。
必ず数社(2～3社）ピックアップしましょう。

③自分の依頼するニーズに合っているか

相性も大切です。
費用の安さももちろん大切ですが、電話やメールでの対応や担当者の人柄等、相対的に自分たちが要望する依頼にマッチしているかが大切です。
お互いが気持ちの良い取引になるような業者を選ぶようにしましょう。

今回は「空き家の片付け」にスポットを当て、自分達で行う場合と業者に依頼する場合のポイントをコラムにまとめてみました。
どちらにもメリット、デメリットはございますが、総合的にこのコラムをもとに信頼できる業者選びに役立てていただけたらと思います。

エコアクティブLIFE　　コラム担当

https://ecoactive-life.com